明日の12日はチャイニーズニューイヤー。それを受けて今週は朝の集会でチャイニーズニューイアーについて学び、今日うちのクラスの中国人の子供達は赤色の服やチャイナドレスを着て誇らしげにzoomレッスンにやってきた。
一昔前のイギリスでは中国人といえば香港やマレーシア出身者が多かったけれども、ここ最近15年ぐらいで国の経済発展に伴い中華人民共和国出身者が大多数を占めるようになり、耳にする新年の挨拶も広東語から北京語に変わってきている。
日本人が中国人というと、隣国の中華人民共和国の人を指すけれども、中華系シンガポール人、台湾人ももちろん中国人。でもシンガポールやマレーシアの中国人が大陸の中国人を英語名のPeople’s Republic of Chinaの頭文字をとってPRCと名付けて自分たちと区別しているのを知った時は妙に納得したのを覚えてる。
先祖はみんな中国大陸出身でも、今のシンガポールは文化的には中国よりも台湾人に近いきがするからだ。
そおいえばある日、中国人男性と福建語を母国語とするマレーシア人女性と私の3人で会話している時に、中国人男性が北京語を話せないマレーシア人女性に「君は北京語も話せずに、純粋中国人と言えない」と言い放ったことがある。とっさに彼女は「北京語を話さない中国人は世界に何万もいるし、私は人種的に中国人よ」と言い返したけれども、その男性がいだいている中国人感を垣間見た。
それでも明日のチャイニーズニューイヤーには、中国文化を継承している人以外にも、それにあやかるのが好きな私たちのような国際家族はみんな何かしらチャイニーズニューイヤーを祝うのでは?明日中華料理を食べる予定の人って結構周りにいるいる!お祝い事はとにかく楽しい。
うちのクラスの中国人の子供達も祝いの食事として、明日は茹で餃子、蒸し魚料理、長寿を願うヌードルを食べると言っていた。
私達も近くのチャイニーズレストランで「新年用の大根もちがお持ち帰り出来ますよ」というポスターが貼ってあったので、明日はこれを買いに行く予定。今からすごく楽しみ。
惜しくも、コロナ禍の中今のアメリカでは東洋人に対する差別が増えているというニュースをよく耳にする。先日も中国人のおじいちゃんが歩いていると突然若者が走ってきて、そのおじいちゃんを突き倒すという映像を見た。心が痛む、残酷な事件だ。この件を受けて中国系アメリカ人のセレブ達が懸賞金を出しあい、その若者を必ずを見つけ出すという動きになっている。
明日の新年には新型ウイルス問題が収束し、今まで当たり前だと思っていた日常が1日も早く戻ってくる事を願う人でいっぱいだろう。
西暦の新年でもいったHappy New Year! 今度は旧正月でHappy New Year! どうぞ今年はいい一年でありますように!