今日は親友のPatty (本人が実名の使用を了解してくれた)と16歳になる彼女の娘、そして私達親子の計5人でランチ、散歩、お茶の女子会を楽しんだ。
Pattyとは子供が同じ幼稚園で、かれこれ20年らいのお付き合い、いわゆるママ友同士。
Pattyはオランダ人、典型的なオランダ人以上に気さくでフレンドリー、最高にいい人だ。
本当に超がつくほど子煩悩で、またどの人にも優しい。彼女には4人の子供がいるが、まだ子供が小さかった頃、一番手が空いてなかった彼女に、どの人も「Patty、ごめん今トイレに行きたいからちょっとうちの子を見ててー!」とたのんでしまったり、泣いてる子でも彼女が抱っこすると、すぐに泣き止んで、どの子供にも愛され、どの親にも頼りにされていた。
Pattyの家族は以前うちのむかいに住んでいて、ホリデー、クリスマス、ハロウィーンと年中行事をいつも一緒に楽しんだし、私の娘たちにとって彼女は家族同然の存在。
そう言えば、彼女は昔、ロンドン金融街で某銀行に勤めていたが、英語で苦労している日本人ビジネスマンをたびたび目にして、気の毒に思った彼女は自分が日本語を学んでその人達の役に立ちたいと思い、日本語を勉強していた経験もある。彼女らしい話だ。
とにかくそんな大好きな二人と逢えるとなって、私達は朝から気分がウキウキしていた。

今日散歩した道は、これまたテムズ川ほとり。でも土曜日に行ったテムズ川とは反対方向のロンドン西部のハマスミスからさらに西のバーンズ」。
このあたりは緑豊かな住宅街で、素晴らしい豪邸がいくつも続く。同じロンドンなのに郊外に来た気分になる。
ハマスミスブリッジはただ今通行止め中。外観だけで判断するとテムズ川にかかる橋の中でタワーブリッジの次にきれいなのはアルバートブリッジと並びハマスミスブリッジじゃないかな?

ロンドンの中でもこのあたりはとてもイギリス的な印象を受ける場所。観光ルートじゃないけれども、ここやさらに西にあるリッチモンドもおすすめの散策道だ。
素敵なパブも川沿いにある、今日はハマスミスでは名のしれたOld Shipというパブでランチ。

私はハンバーガーを食べてしまったが、Pattyと彼女の娘のKはFish and Chipsを注文した。
「あーなんでFish and Chipsにせえへんかったん!」後から大後悔。一口もらったFish and Chipsの方が断然美味しかった!
この夏は日本に帰れず、夫とも日本の家族や友人ともあえなかったので、Pattyをはじめロンドンで出会った、家族のよう友人達の存在が身にしみるほど有難い。
故郷を離れたどの人も、違う土地で出会った友が、家族のような存在になることがあると思う。
この広い世界の中から出会えて、友情を育んでいった人々に心から感謝。