新学期

昨日から仕事開始。生徒は来週の月曜日から登校してくるので、今週3日間は新学期に向けての準備、研修、ミーテングなどでどのスタッフも大忙し。

今年は2年、3年ごとにおさらいしなければならないFirst Aid(応急処置)のトレーニングがあり、まずはオンラインで理論を学び、今日は学校で応急処置の実践を練習した。

オンライン講座は6時間の内容、今日の実践も6時間びっちり。

回復体位Recovery Positionや包帯の巻き方の練習あたりは、「大丈夫ですか?聞こえますか?今から救急車を呼びますから頑張ってください。」とか「もう大丈夫ですよ、はいここをしっかり持って!」とかみんな冗談を交えて、演技しながらの練習だったけれども、心肺蘇生法CPR、ひきつけや骨折の応急手当てあたりになってくると、「あー絶対に実際には経験したくないわ!いやや~こわい~!」と思った人も多かったはず。

もしこんな要領の悪い私が応急処置をしたら、もっと事態が悪化しそうに思ってしまう。それでも本当に目の前で人が倒れ、出血が止まらなかったら、その時は無我夢中でうまく応急処置ができるんだろうか? 

とにかく今年度はコロナ対策のいっかんで、時間割も大幅に変更、放課後のクラブもしばらくは休止、大人数のミーティングはオンライン。いつもの新学期とは違う。

生徒の中には学校に来るのが3月20日以来という子もいる。子供達は学校に戻って、友達に再会するのが本当に楽しみだろう。

小さな子供とのソーシャルデイスタンスはとても難しいし、触れるものすべてを常に消毒しないといけないし、かなり忙しくなるだろうけれども、やっぱり元気な子供達とまた日々いろんなやりとりをしていくのは私もすごく楽しみ。

楽しみといえば、ここ最近、算数のレッスンの前にはいつも5分ぐらい子供向けズンバを踊ってから授業を始めていたが、そんな時は担任の先生も私も真剣に踊る。体を動かしてから勉強を始めると集中力が高まる子が多いし、楽しいしまさに一石二鳥。

子供の視点、言動からは学ぶことが多いにあるし、思いっきり笑わせてもらうことも多い。

こちらが子供を世話をしているようで、実は愛情をたっぷり分けてもらってこちらの心が温まる瞬間が多いのも事実。

どんな一年になるか今は想像つかないけれども、どうせならみんなの学校生活が楽しくなるよう私も頑張りたい。

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