今日は次女の20歳のお誕生日。
今年は今まで以上に誕生日を楽しみにしていて、どんなパーティーにするかいろいろ考えていた次女。でもここに来てロックダウンになってしまったので、その楽しい計画も一時中断。
考えて見たら、日本では20歳といえば、成人、大人の仲間入り。私が20歳になった時は、母に振袖を揃えてもらい、家族写真を撮りに行き、成人式の後は友達と飲み会を楽しんだっけ。
それを思うと自分の娘の20歳の誕生日にちゃんとした用意をしてない事に気ずき、なんか申し訳ない。
イギリスでは18歳のお誕生日を大きくお祝いする。でも最近ではアメリカ式に21歳のお誕生日を盛大にお祝いする人も多い。
私の娘達がまだ小学生の頃、毎年子供の誕生日のパーティープランを考えるのが、一大事だった。その頃はクラスメートが20人前後だったので、みんなクラス全員を招待していた。
家が広ければ、自宅でパーテイーを開けるものの、狭いフラットに住んでいる我家の場合、どこかスペースを貸してくれる所を見つけてパーテイーを開くことに。
近くの教会のホールを借りて、そこで子供のパーティー用のエンターテイナーに来てもらい手品、ゲーム、discoパーティーをしたり、映画とPizzaパーティー、アイススケートパーティーやロッククライミングパーティーをしたりと常に新しいアイデアを探していて、それがまたストレスの元だった。
そお言えば一度Soho Teatreという小さな劇場に連れてって、子供のためのお笑いショーを見て、ベトナム料理を食べて帰るというプランを立てた。パーティーも終盤、さてみんなで帰りましょと外に出た所、ほとんど裸に近い男性ヌーデーストの団体が、何台もの自転車に乗って、ボリューム大の音楽をかけながら目の前の通りを過ぎていくのを目にした。当時10歳の子供達はみんなそれを見て、大喜びではしゃぎまくり。でもこの光景をよしとしない親もいると思った私は、とてもあっせたのを覚えてる。
時には同じ誕生月のお友達とジョイントパーティーをしたこともある。ジョイントとなると役割もコストも半分になったので、気がとても楽だった。週末ごとに子供を誕生日パーティーに連れださなければならない親にとっても、ジョイントパーティーだったら2回あるはずのパーティーが1回になるので、ありがたいって言われた事もあったけ。
イギリスでは子供の誕生日パーティーは、気力、体力、お金がいるというのが通説。
まあこれも私にとってはもう過去の話で、今となったらそのころが懐かしい。
とにかく今日のお誕生日は自宅でディナー。
次女の大好物のフレンチオニオンスープ、仔牛をパン粉とパルメサンチーズにつけて揚げるコトレッタミラネーゼ、スイス料理のロスティを作った。オーストラリアにいる夫はFace Timeでケーキの時に参加。
ロックダウン中の20歳の誕生日はある意味一生忘れないやろうなー。
せめて今度日本に行く時は私の振袖を着せて、記念写真はとってあげたい。