世間ではまだロックダウンが続いているけれども、学校勤務の私にとってはロックダウンはどこふく風。12月を目の前にしてキリスト降誕劇、クリスマスフェア、キャロルサービス、クリスマスエンターテイメントと12月ならではのイベントが目白押しで大忙し。
今年はすべて事前にイベントを撮影して、オンラインで鑑賞するのがいつもと違うところ。
でもここにきて気づいた。いつもならほとんどの親が自分の子供だけを集中して見ているキリスト降誕劇、でもオンライン鑑賞となると我子以外にも充分に目がいってしまう。
だからこちらも今年はいつも以上に詳細にこだわって準備をするのでかえって忙しくなっている。現に今日も時間があくと、キリスト降誕劇で使う冠やアクセサリーを作るのに大忙し。
キリスト教徒ではない私でも、いつのまにかクリスマスのキャロルサービス(教会でおこなうキリスト生誕についてのミサ、賛美歌を歌う)は毎年の楽しみになっている。
子供がイギリスの学校に行く前は、キャロルサービス自体もクリスマスの賛美歌がある事すら知らなかった私。
でも今では歌うのがとても楽しみで大好きな賛美歌もあるし、クリスマスイブにおこなわれるミッドナイトミサのテレビ中継を家で見ながら一緒に賛美歌を歌う事もある。
子供の頃から毎年歌い続けてきたイギリス人の友達や我娘たちのように、これらの賛美歌の2番目の歌詞まで覚える事はいつまでたってもできないし、キリストの生誕について思いを巡らす事もあまりないけれども、やっぱりこの時期にクリスマスの賛美歌を聴くとなぜか心が洗われくる気がする。特にOnce in Royal David Cityの1番目、Hark the Herald Angels Sing の最後を聴いていると厳かな気持ちになってくるからすごい。
今年のクリスマスフェアは中止になると思いきや、これもオンラインで行われることに決定。
その上学校のPTAにオンラインで折り紙を教えてほしいと頼まれ渋々引き受ける事に。折り紙を使ってクリスマスカードを作る、でもこれをZoomでやるところにかなりプレシャーを感じる!
学校では折り紙のエキスパートみたいに思われてしまっているこの私。「いや~私もYou Tubeを見て、まねているだけですよ~」と言っても無駄。「大丈夫、大丈夫できる、できる」と誰にも信じてもらえない。考えてみたら子供の頃に折り紙で折れたのはやっこさんと鶴だけ。小学校で折り紙を習った記憶すらない。
クリスマスフェアの主催目的がいろんなチャリティーに募金することだけに、みんなけっこうな寄付金を払って折り紙レッスンに参加してくる。「あ~プレッシャー!」この週末は下準備で忙しくなりそう。
でもやっぱり12月には楽しみが多い。クリスマスソングやクリスマスツリーだ。
12月に入ると日々クリスマスソングを聴いてしまう私、家族には「12月に入るまではクリスマスソングをかけんといて」と言われる。でもWinter Wonderland や White Christmasを聴くといつもワクワクしてくるから、まだ12月まで2日あるけれども、今年はもうクリスマスソングを聴き始めようかな。
12月はこうでなきゃ、ウキウキして楽しみが多い月でないと!特に2020年はそうしていないと!