このところ気温が2桁台まで上がって春を感じさせる日々が増えているロンドン。その為かロックダウン中と言えども街ゆく人に笑顔が多く見られる気がする。
先日イギリス政府による今度の対コロナ対策の見通しが発表されたが、それによるとレストランやカフェが開くのが5月17日とのこと。「あーもう待ちくたびれた!」というのがみんなの本音、私は早速アフタヌーンティーを予約しようとしたものの、目的のホテルは6月までは予約ができない状態だった。
3月29日以降は、異なる2世帯が逢ってもいいとの事で、こおなってくると今年は例年以上にピクニックをする人が増えると思う。
と言っても、最近ではベンチでサンドイッチを食べてる人も見かけたりするが、ロックダウン当初は、公園のベンチに座っているだけで警察に注意をされた友人もいたので、公園でピクニックができるのはご褒美のよう!
我が家のピクニックはバゲットに、ホームス、ナスのペースト、ひよこ豆で作られるフラッフル、サラダなどレバノン料理を中心にする時と、チャイニーズレストランでいろいろ買って食べるのが定番。
まあお弁当を作るのが一番家族に喜ばれる事はわかっているけれども、時間に余裕がない時には作ってられない。せいぜいスペインオムレツとサラダを作って、あとはパン、チョリソ、オリーブ、チーズを付け足すぐらいかな。
イギリスでは、ピクニックの定番と言えばサンドウィッチやソーセージロール、ソーセージ、ポテトサラダ、チーズ、ケーキにイチゴ、ぶどう、レモネード、ジンをベースにハーブやオレンジ、スパイスで風味つけらた夏のドリンクPimm’sがすぐに思い浮かべる。私は最近まで食べたことがなかったけれど、スコッチエッグなんかも人気の食べ物のようだ。ここにポテトチップスなんかのスナック類が入ったらもう上出来。
近頃のピクニックではお寿司を持ってくる人もよく見かける。
ピクニックに最適なお料理はというと、冷めても美味しくて常温で食べられるもの。
サンドイッチ、キッシュ、ケサデイージャ、野菜を使ったタルト、サラダといろいろあるが、私が好きなのはトルコ料理ではBörek,ギリシャ料理ではSpanakopittaと呼ばれる薄いパイ生地を使ったほうれん草とフェタチーズが入ったパイだ。暖かい日に、このパイとサラダとオリーブを食べるのが最高。
長かったロックダウン、ようやく先の明かりが見え始めたかな?春が近づいてきて、そんな事も可能だと思わせる今日この頃だ。
野外で食事ができる喜びが待ってると思うと今からすごく楽しみだ。