先週の日曜日私の次女が9カ月の留学の為にポルトガルのリスボンに旅立って行った。
予想通りやっぱり私は時より寂しさに包まれる。次女はリスボンに立つ前の最後の週、私の仕事場近くまで毎日迎えにきてくれていたので、その時間帯になると彼女がもうロンドンにいないんやーと少し心がほろりとしてきてしまう。
あー今月大学に子供を送り出した親はみんなたどる道やろうね。今さっきも今日ウェールズまで娘を大学に送り出した友人から「嬉しいけどちょっと悲しいわ」というメッセージがやってきた。
さてリスボンに住んで約1週間が経とうとしているけれども次女はいまだに日々外食をしている。でも外食ばかりでは偏食になりがちな上、自炊をしないと不経済だ。ありがたいことに日本食の食材を扱っているお店が家の前にあるらしいので「いずれは和食を作るように」と母は願う!
という私も長女と一緒に住んでいるものの、お一人様の食事回数が増えてきているので、作るものを変えていかないといけない。こうなると和食を作るよりもサッとお肉か魚を焼いて、サラダを作って後野菜料理をつけたすような料理が一番手間が省ける上、栄養価もあっていい。
二日前も簡単なお一人様料理を作った。ルッコラの上に軽くサッと焼いたマグロのステーキをのせ、その上にオリーブ油とアボカド、コリアンダー、チリ、トマト、ライムで作るガッカモーレをのせ、付け合わせにはキヌヤとズッキーニのグリルを作っていただいた。これは20分で作れた上、見た目がすごく綺麗で栄養価も高い。
サラダと言えども、レタス、ルッコラ、いろんなリーフ野菜と共にグリルまたは茹でたズッキーニ、アスパラガス、インゲン、炒めた玉ねぎを入れて、そこにクルミやチーズ、半熟卵といろいろを付け加えたら豪華に出来上がるし見栄えもいい感じ。
フランス人の友人が一番美味しいと感じるサラダはリンゴ、チコリ、クルミのサラダという。
ニース風サラダなんかは茹でたじゃがいも、卵、インゲン、トマト、アンチョビー、オリーブといろいろ入って立派な一品だ。レバノン料理のタブレーサラダなんかは大量のイタリアンパセリが食べれてみるからにヘルシー。
「イギリスの大学生が一番よく作るのはジェノベーゼパスタと思う」と長女は言う。瓶詰めのジェノベーゼソースは格安で茹でたパスタを混ぜるだけだから超簡単。でもこればかりだったら栄養価が低いし何か物足りない。幸いにもポルトガルは物価が安いし、美味しい食材が揃っているので工夫次第で美味しいものが作れるはず。
まあでもこんな風に自炊生活を経験して誰もが料理のうでを上げていくんやろうね。
「娘よ頑張っていろんなポルトガル料理を作れるようになって帰ってきてや!」
私もベジタリアン志向の長女との食生活、新しい料理を学んでいこーっと!!!