手抜き料理 2

11月に入ってあっという間に13日もたってしまった。その上冬時間に入ったイギリスでは日暮れの時間も早まり、私が仕事を終える頃は日に日に暗くなっていく。

自宅から職場までは歩いて片道30分、その中の15分近くは公園の中を歩いている。公園のゲートは日暮れとともに閉まるので、冬の間のある一定期間は公園に着くともうすでにゲートが閉まっていて、そんな時は遠回りをせざろうえないし、家につくのも通常より15分から20分は後になる。

帰宅してからは夕食の支度をする前にコーヒーを入れてメールをチェックしたり、韓国ドラマをちょっと見るのが日常で、ついついだらだらとこの時間を楽しんでしまう。帰宅時間が遅くなると料理にかける時間もやる気も少なくなりがち!だからそんな時のためにすぐに作れて美味しい料理をいつも探している。

と言うより長く子育てをしてきて、家族のために日々料理をしてきた世代には「料理は好きだけれどもだんだん面倒くさくなってきた、最近は手抜き料理ばかり」と言う人が多く今の私がまさにこの状態!

それだからか最近料理上手、料理好きな友達と話すときはお互い手抜きレシピを交換することが多い。先週もなんでも作れる友人Rにこれは美味しいよとお墨付きなレシピを教えてもらった。

耐熱皿にフェタチーズ、チェリートマト、ペストを入れてオーブンで20分ぐらい焼き、その間にパスタを茹でておく。パスタの茹で汁を少しとっておき、茹で上がったパスタとオーブンに入れておいたフェタチーズと、茹で汁を混ぜ合わせるだけども、これがすごく美味しいらしい。なんとなく想像のつく味だけれども、美味しいものを知ってるRがここまで言うのなら今度作ってみようかなと思う。

他にも友人の娘さんのレシピで千切りにしたキャベツ、赤キャベツとエキストラバージンオリーブ油、小口に切った酢漬けの唐辛子、はちみつを加えてあえるサラダを教えてもらったけれども、これはとても美味しくやみつきになってきた。でも時間がない時はキャベツを千切りにするのもめんどくさいかな?

今年のイギリスの冬はかなり寒くなると言われているので栄養価が高いものをしっかり食べて免疫力を高めておきたい。こうなったらやっぱり野菜がたっぷり入ったスープを作りおきしておくのが一番。イラン人の友人Sも「最近料理するのがめちゃくちゃ面倒くさくなってきたけれどもお腹を空かせて帰ってくる家族のために豆のスープはいつも作ってある」と言っていた。

そう思っているとイラン人の友人Sが豆スープのレシピを送ってきてくれた。

玉ねぎとニンニクを軽く炒めてから小さく切ったニンジンとセロリを加えてさらに炒める。そこに茶色のレンズ豆、水、チキンストックキューブ、ベイリーフを加えて沸騰させその後1時間ぐらい煮込んでその後ピューレ状にする。彼女のレシピはギリシャ人のご主人好みでギリシャ風、ここにカリカリに焼いたベーコンを加える事もあるらしい。味つけにクンミンを入れたらアラブ風になるし、イラン風ならば玉ねぎのスライスを軽く揚げターメリックで味をつけてからスープに加える。チリペッパーを入れていただくとさらに美味しくいただける。

暗くて寒くなっていく冬の日々をいろんなスープ、パン、ワインでおうち時間を楽しむのもいいもんやね、キャンドルも毎日つけてみよーか!

私の小さな日本、家の前のガーデンにあるもみじさん

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