パリ、プチ旅行

新年明けましておめでとうございます。

あっという間に新年がやってきたと思う人は多いはず。今日もさっき起きたと思うと、もう夕方が近く感じ、また明日から仕事。これが人生のリズムなんやろね。

とにかくあっという間にクリスマスも終えて、その後我が家は久しぶりにパリに行った。

ロンドンから電車で2時間16分で行けるパリなのに、行くのは9年ぶり。3ヶ月以上先のチケットなら片道40ポンド(約6300円)のチケットもあるから、事前にちゃんと予定を組めばかなり気軽に行けるはず。

久しぶりのパリは相変わらず美しかった。ディスプレイがお洒落なお店、見せ方が上手だなと思わせるお店がとても多いのもパリ。

また以前よりアジア諸国のレストランが増えている気がした。ラーメン屋さんも何軒かあり、博多豚骨ラーメンなんて書いてあるのを見ると、とても美味しそうに見える。

でもここでも物価の高騰を実感!私達家族がパリに来た時必ず行ってたレストランLa Coupole、以前なら1人あたり25ユーロ(約3500円)払えば、フルコースをいただけたはずだけれども、今はメイン料理だけで30ユーロ前後はしたし、全てはかつての倍の値段のよう。同じレベルのお店なら、ロンドンのレストランやカフェの方が安い気がする。

パリで食事をするにはRestaurant、Bistro、Brasserie、Cafeなど色々あるが、今回はここ最近のパリで再ブームと言われているBuillionに2度足を運んだ。

Bouillonとは19世紀後半あたりにできた、労働者が食事をする為の大衆食堂で、お値段が定価格設定で内装が素敵と言う有難いお店。

Bouillonでは予約は取れないので、食事時はどのBouillonの前にも行列ができ、私達が行ったLe Petit Bouillon Pharamondでも座れるまで45分は外で待つ事になった。

でも待つかいあり、1832年創業、作家のヘミングウェイ、オスカーワイルドも通っていた、当時のままの、古き良き時代ベルエポックの雰囲気が漂う店内で、リーズナブルな価格で伝統フランス料理を食べられるので、待ち時間があっても納得。

後からわかったことはBouillionは2017年あたりからまた人気に火がつき始めたらしい。

私が食べた蟹のスープ、ビーフのタルタルステーキも美味しかったけれども、夫のたのんだブルゴーニュ風エスカルゴー、鯛とかぼちゃのローストと白ワインバターソースは本当に美味しかった。

ここのメニューにはフランス料理の定番のファグラ、牛肉の赤ワイン煮込みから、2ユーロで食べれる前菜、茹で卵のマヨネーズサラダや1879年から続く看板メニューの牛肉の胃腸のシードル煮込みなんてのもあり、フランス料理を楽しむにはぴったりの料理が多い。

歩いていたら、今度は日本人がやっているパン屋さんCarré Pai De Mieを見つけた。北海道産の小麦を使った、もちもちでしっとりとした高級パン9ユーロ(1斤1300円)が売っている。見ていたら次々とフランス人が列をなして買っていく。パリに来て日本の食パンっていうのもおかしいけれども、やっぱり食べたくなりお土産に買って帰った。

食べて、飲んで、綺麗な物を見てのパリプチ旅行。だたこれを続けると健康にはよくないのも確か、また元旦から健康的な食生活に戻ったらいいか、と考えながら新年が明け我が家がすぐに向かったのは日本食レストラン、久しぶりのフランス料理も良かったけれども、私の心も胃も欲しているのも白ご飯とお刺身だった。

2023年も世界中の人が、美味しいものに恵まれて、笑える日々が多いことを願って!

パリで見つけた高級食パン

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