今日はクリスマスイヴ。
さっきクリスマス前の最後の買物に行った。いつもより行き交う車も駐車している車も今日は少ない。ロンドナーは皆それぞれの目的地に行ったんやろうね。
反対にホテルが多いうちの近くでは、マレーシアやアラブからの旅行者を多く見かけた。この辺りのキリスト教徒じゃない人が経営しているお店は、明日のクリスマスも空いているらしいから、旅行者が食べ物に困ることはない。
イギリスでは24日はあくまでもクリスマスイヴで、今日も明日の為の買い物をする人や半日仕事をしている人も結構いる。
でもヨーロッパの友人達は、イヴである今日24日に家族で集まってクリスマスを楽しんでいる。スペイン、フランス、イタリアとみんな今夜はキャンドルライトの元でシャンパンやプロセッコを飲みながら、エビとアボアドカクテル、生ハム、生牡蠣なんかを頂いているのが想像つく。いいな~!
私的にはそんな風にろうそくの明かりの中で、ゆっくりとクリスマスムードを味わいながら夕食を取りたかったけれども、なんと家族会議の結果、今夜は寄せ鍋に決定。あ~キャンドルライトのイメージからはかけ離れていくけど、クリスマスの夕食はワイワイガヤガヤ盛り上がった方が楽しいかな!?
明日のクリスマスランチは生牡蠣、スズキのカルパッチョ、エビのニンニク炒め、突き合わせにはローストポテトをはじめいろんな野菜、いろんなサラダ、ソーセージ、芽キャベツ、デザートはパブロバとオーストラリア色が強いメニューにする事に決定。
本当はターキーとか食べたいけれども、お肉が食べれない夫の事を考えると、みんなが好きな魚介料理の方が我が家にはあってるから仕方ない。
この時期になると、普段はほとんどアルコールを飲まない私でも、ちょっとシャンパン、プロセッコ、モールドワイン、ポートを飲みながら、チーズや生ハムなんかをつまみたくなる。
今宵はイギリス産のスチルトンチーズにポートではなく、スペイン産のチーズ、マンチェゴとイタリア産のゴルゴンゾラ、イギリス産のウエンデイデールアンドクランベリーチーズとプロセッコでスタート。
これだけで、クリスマス、ホリデー気分になるから不思議だ。
さて今は夕食も終わり、家族でちょっとしたゲームも楽しみ、一段落したところ。
「クリスマスイヴに寄せ鍋をいただき、明日はターキーも食べない我が家のクリスマスはなんかクリスマスらしくないわ~」とちょっと愚痴をこばしていたら、家族みんなに「一体どんなクリスマスイヴがママにとってのクリスマスイヴなん」「どこの誰がそんな感じのクリスマスイヴを送ってんの?」と責められる!
昔スペイン人の友人宅で経験したクリスマスの話をすると、娘も夫も「そんなんより今日の寄せ鍋の方がいいわ~」と返される。
確かにクリスマスに何を食べるかは国、人それぞれ。チェコ人やポーランド人の同僚は24日にはお肉は食べない習慣があるので魚を食べるって言ってたし、クリスマスにはターキーや鴨が人気のフランスだけれども、私のフランス人の友人はきじを焼くって言ってた。
クリスマスの朝には、知り合いのイタリア人にもらったPan d’oroを食べる予定だったけれども、娘達に頼まれて今夜の寄せ鍋の残りにうどんを入れて食べることに決まった。
ほんまうちのクリスマスは日本、オーストラリア、イギリス、フランス風となんでもありのクリスマス。
でも一番大事なの、大切な人々と感謝の気持ちを持って楽しい時間を過ごす事やね!
Merry Christmas, everyone!