クリスマスリース

昨日は生花の先生でもある友人S子ちゃんに教わってクリスマスリース作りに初挑戦。

まあ、厳密に言うと長女と二人三脚で作る予定だったが、私は途中放棄。喜んでクリスマスリースを作っている娘と、手際良くセンスあるアドバイスをしてくれているS子ちゃんとの会話を楽しみながら横で二人が作り出すきれいなクリスマスリースに見とれていた。

何事もそうだけれども、物を作っていく過程には根気が必要。作り終えるまで2時間半はかかったかな?

クリスマスリースって本当に美しい。この時期になるとキリスト教圏の国々では表玄関のドアにクリスマスリースを飾る風習がある。ここロンドンの住宅街を歩いていると素敵なクリスマスリースがあちらこちらに飾れているのが見られ、それを見てるだけでも気分が良くなってくる。

確か子供の頃もお正月に飾られているいろんな家のしめ縄を見るのが好きやったな~!

調べてみると、クリスマスリースはキリスト教徒には魂の不滅、永遠性の象徴らしいが、その原型は古代のローマやギリシャまでさかのぼり、お祝いやお祭りで勝利や栄光をたたえる為に月桂樹やオリーブで冠を作ったのが由来とされている。

今回私達が選んだのは、S子ちゃんがアレンジしたクリスマスリースからインスピレーションを受けて、伝統的な形でかつ自然界を思わせるアレンジ。青々とした常緑樹を豊富に使った、森の中を連想されるアレンジに決めた。

常緑樹がきれい!

苔をベースにミモザ、松、杉、ローズメリー、ひいらぎ、ベリー、この中に少しカメラウキウムのピンクがまざって自分たちでも大満足の出来。特にユーカリーのかもし出す芳香がオーストラリアにいる夫を思い起こさせるので私たち家族にはぴったりの香り。

我が家は一軒家でなくフラットなので、クリスマスリースを表玄関のドアに飾れず、室内で飾る事に。これを見ていると冬休みに毎年のように家族で行っていたウエールズを、ウエールズの田舎道、林、山を思い出してきた。

出来上がり!

今日からまたコロナ対策への規制が強まったロンドン、私たちもこの冬休みはロンドンにいる事になった。家族が離れ離れになった今、少なくとも家の中はクリスマスらしさを出して気分を高めたい。

これを書いていたらS子ちゃんから「クリスマスリースが乾燥してきたらいい感じの物はとっておいて、今度はそれをドライフラワーリースに使おう」というメッセージが来た。

おーいい感じ!また楽しみが増えた。しばらくはこのクリスマスリースを眺めながら将来の予定を立てる日々になりそう。S子ちゃんありがとう!

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