チャイナタウンにある大好きなチャイニーズレストラン、Golden Dragonが今日2020年8月1日に再オープンすると聞き、さっそく次女と一緒に行ってきた。
うちからチャイナタウンは歩いて1時間の距離。途中ケンジントンパーク、ハイドパーク、バッキンガム宮殿の横、グリーンパークを通って行くので、散歩がてら気持ちよく歩いていける。
チャイナタウンのメインストリートは歩行者天国の上、今日は各レストラン、外にたくさんのテーブルを出していて、どこもかしこも満席。どの人もとても満足そうに食事をしていて、それを見ているだけでこちらの気分も踊り出す。
普段、週末のGolden Dragonのランチタイムの待ち時間は午後2時を過ぎても平均30分から40分だけれども、今日は5分と待たなかった。私たちお客にとってはありがたい事だけれども、いつもの忙しさを知ってるだけに、これにはなんか寂しさを感じる。特にチャイナタウンは新型コロナウイルスがヨーロッパに感染拡大しはじめた2月前後から経済打撃を受けており、この先もしばらくは以前のような活気が戻るまで時間がかかるんだろうか。
今までチャイナタウンの色々なレストランを試してみたけれども、飲茶はGolden Dragonが最高だと思う。特に小籠包、エビとニラ餃子、エビの腸粉、大根餅の味は調和の取れた旨味が凝縮している。
あー至福の時間は1時間で終わってしまった。
主婦としていろんな料理を作ってきたが、飲茶だけは自分で作るよりも、飲茶マスターにお任せしたい。私にとってこれだけはレストランでプロに作ってもらいたいと思わせるのが飲茶。
あんなジューシーな小籠包の肉汁は作れないし、初めから挑戦しない!
帰りは行きとは違う道を歩いた。人通りが多いオックスフォードストリートに出たら、デモ行進に出食わした。
「マスク着用、反対」
「政府の言いなりになるのは反対」というプラカードを持っている。
本当にいろんな意見があって、それを自由に発信している。その賛否はどうであれ、これもロンドンやなーって思わせた瞬間だった。