年が明けて2021年に。
新年明けましておめでとうございます。世界中の人が今年に期待を寄せているはず。
たのむで2021年さん。
1月1日ってやっぱりいい、心機一転できて、一年の抱負を考え、とても気持ちよく過ごせる素晴らしい日。
先に元旦を迎えた大阪の友人が「今朝はとても気持ちのいいお天気」とメッセージを送ってきてくれた。
あーまたこの日だけは、日本にいたいと心から思う。
子供の頃大好きだった年末、年始。あの頃のお正月はもう味わえないとわかっているだけに、余計にセンチメンタルになってしまう。元旦の朝誰よりも早く起きて年賀状を取りに行ったり、お年玉をもらって嬉しかったり、初詣に行っておみくじを引いたりと今でもあの頃のお正月の思い出を鮮明に覚えている。
イギリスでは日本のお正月に相当するクリスマスが、年に一度の大事な家族で集まる日。大晦日の夜は新年へのカウントダウンを祝うけれども、元旦である1日はどちらかというとみんな二日酔いの為家でゆっくりとして過ごすというのが一般的のような気がする。
だからか毎年この日は「あーなんかお正月らしさが足らん」とついつ愚痴をこぼしてしまう。
「文句ばっかり言うてんと自分でお正月らしさ工夫をしたら」と家族に言われ続けて、気持ちばかりのお正月を演出しようとお雑煮を作ったりするけれども、元旦も夜になると完全に平日のような気分になってしまう。海外在住の日本人は同じ思いをしたことがあると思う?
昨日の大晦日、何人かの友達家族がご馳走を作り、ちゃんとおめかしをして食事をし、その写真をインスタグラムに挙げていた。イタリア人の友達家族は美味しそうなイタリア料理を作り、トルコ人の友達も美味しそうなトルコ料理のご馳走を作って外国生活の中でできる範囲で自分の国の伝統を表現している。やっぱりこの精神が必要なんや。
ロンドン在住の日本人の友人もそれぞれにお雑煮を作ったり、お餅を食べたりお正月を楽しんでる様子。
今日の食事、おせちはなかったけれども、寄せ鍋に紅白なます、しめサーモン、お餅なしのお雑煮でそれなりに美味しかった。
そうや今年の抱負の一つは「これからはもっと丁寧に料理をして、日本の伝統文化をもう少し学んで来年のお正月には楽々とおせちを作れるようになっている」に決めよう。
日本にいる友達が自分で作ったおせち料理やしめ縄の写真を送ってくれて、それを見て感動。自分もこれがしたいと刺激を受けた。
お正月ってやる気だけは満々になる。なんかポジティブでいいな~。毎日がこうであっていたいね。2021年、世界中の人にとって素晴らしい一年でありますように。