今週に入って急に寒くなってきたロンドン。そして寒さと共に澄みきったきれいな冬空も見れるようになってきた。
私はいつも7時半頃にケンジントンガーデンズ(公園)の中を歩いているが、日の出が7時45分前後の今、そこで見れるここ最近の朝空はあまりにも綺麗で、ついつい立ち止まって空を見あげてしまう。
今朝もピンク色に染まる朝空を写真におさめようと立ち止まると、私の他にも何人かの人が同じことをしているのに気がついた。お互いの目が合って軽く会釈。
やっぱり自然が作り出す美には他の何ものにも代えられず、どの人も自然美に対して畏敬の念を感じているに違いない。
とにかく今日でイギリスのゆるーいロックダウンが解除され、お店やレストラン、カフェも再開。慌ただしい12月が始まっていきそうだ。
我が家ではまだクリスマスツリーを飾っていなけれども、私はクリスマスソングを聴き出した。毎年行われる子供達に見せる為のスタッフのエンターテイメントで、今年はクリスマスソングのイントロを聴くだけで曲名を当てるゲームに参加する羽目になった。その練習のために家にいる間はずーっとクリスマスソングを聴いて曲名をしっかり頭に叩き込まないと、よく似たイントロや曲名があまりにも多いのでこんがらがってしまう。Rockin’ Around The Christmas TreeとJingle Bell Rockなんかはイントロだけではなかなか区別ができない。
ロックダウンで、季節の盛り上がりが少ない今年は娘達にアドバントカレンダー(クリスマスイブまでの日めくりカレンダーで、12月1日から24日まで24個の窓がありそれをめくるとチョコレートやお菓子が入っている。)を久々に買った。「今までにもらったアドバントカレンダー中で一番レベルの高いチョコレートが入ってる!」と大喜び!
我が家ではいつも布製のアドバントカレンダーを使い、日めくりのチョコレートの代わりに日めくりクイズを中のポケットに入れてきた。答えがあたっていたらポケットの中に入っているコインをもらえる仕組み。
手元に小銭がない時は、わざと答えられないような質問を書いておく。一度はポイント制にして、答えがあった金額に応じたプレゼントをあげると断言したものの、結局プレゼントは買わなかったらしく、娘達はとっくの昔にクイズの答えがあたっていても見返りは期待しなくなった。
今回作ったクイズはクリスマスの当日、オーストラリアにいる夫と義父とのオンラインクイズ大会にも使う予定。
いつもと違って今年のクリスマスはできる事の規制が多いので、いろんな工夫をしてこの楽しい時期を盛り上げていきたいと思っている。
ヨーロッパ人の友人達のほとんどが「今年のクリスマスはロンドンに残る」って言っている。私も冬休み中にヨーロッパか、せめてもイギリス国内でどこかに行きたいと願っているけれども、どのエリアがロンドンからの旅行者を受入れているのかまだちゃんと調べていない。
今日も同僚と「人には先の楽しみが絶対に必要だ。」と言ってたところ。今年は世界中の人がみんな多くの我慢をしてきた。でもそろそろ我慢の限界が近くなってきている。
今のロンドンは同居人以外の人とレストランやカフェで会う場合、野外でないと会えない事になっている、ただしビジネスで逢う場合は室内でもOKという事!現に職場ではスタッフのクリスマスランチがおこなわれる事に!そして実際この先の新しい仕事を考えている私、相談にのってもらっている友達との会食は、または同僚との会食はビジネスになるんかな?いつもながらイギリスのコロナ対策はようわからん!
でも今年も残るところ一ヶ月、楽しくいこーぜ!Happy December!